「辛くて死にたい」というのは
基本的には心の積載量オーバーなんですよ
重いものをトラックに載せすぎて壊れたら
それはドライバーの責任であって
トラックの責任じゃない
何を言おうとしているのかというと
「心」っていうのは「私」と「私の体」が共有財産なんですね
自分では脳だけだと思うんですけど
脳は全てボディと神経で繋がっていて
案外ボディの方にも依存もしている
共有財産に過ぎないのに
ついつい私たちは「心」というものを
「自分の精神だけのもの」と思い込んでしまう
だから、鉄分が不足したらイライラするだけなのに
「イライラするのはあいつが何かしたからだ」
って思っちゃうんですよ
そうかもしれないけども
それ以前に鉄分が不足しているだけって
可能性もあるんですよ
ここ忘れちゃうんですね
寝不足というのは無気力になりますしね
「心は精神的なものである」と同時に「物理的な存在でもある」
この物理的な存在というのを
ついつい僕らは忘れてしまうから
根性論みたいなもので乗り越えようとしちゃうんです
目次
発言した人は?
[人物]岡田斗司夫
[生年月日]1958年7月1日
[職業]実業家、プロデューサー、評論家
本名:岡田斗司夫(おかだ としお)
株式会社オタキング(代表取締役)、株式会社ガイナックス(元代表取締役社長)、FREEex設立者
どんな時に聞きたいか
[どんな時]漠然とした悩みがある時 | 辛い・苦しい時
みんなのコメント
岡田さんらしい論理的な言い回し、分かりやすい。
なるほど。心は物理的な存在でもあるか。なるほど。
良く言われることですが、心も体もバランスが大事ということですね。
メモメモ✍️